ラベンダーの花言葉と本当の意味とは?ギフトに最適な香りの効果とは?

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Bonjour! みなさま、こんにちは!
ブルーダルジャン・ジャポンの金子です。
「南仏ブログ」へお越し頂き、ありがとうございます。

今回のテーマは「花言葉」を中心に、ラベンダーという植物の文学的要素について調べてみました。ラベンダーの香りと文学の相性は非常に良いと感じており、読書時間にラベンダーを薫らせてリラックスタイムを演出したり、勉強や仕事の合間の時間にラベンダーを薫らせることでリフレッシュしたりすることができます。

 

花言葉は世界中にありますが、実は民間信仰的なものがあり、出典が不明瞭なものがほとんどでした。香りや色、ラベンダーの特徴から様々な解釈をされるので意味もプラス・マイナス様々あります。今回は主にフランスで考えられているラベンダーの花言葉の中でも、特に実用的な意味についてもピックアップしてみようと思います。

 

ラベンダーの種が初めてフランスから日本に渡って100年を過ぎ、今ではアロマ、園芸、ポプリに料理など、その汎用性から幅広く愛されているラベンダーの本当の姿についてより深く知るきっかけになりましたら幸いです。

 

セナンク修道院のラベンダー畑

ラベンダーの語源とは?「洗う」ではないの?

ラベンダーの概要と語源について

学名:ラヴァンデュラ・アングスティフォリア / オフィシナリス
分類:シソ目シソ科ラヴァンドラ属
原産地:カナリア諸島、地中海沿岸地域など
季節:6月〜8月、初夏〜夏の季語
ラベンダーの語源:「洗う」「青みがかった」

 

語源の解説:一般的な語源として知られているものにラテン語の「Lavare」、また古フランス語「Lavandre」に由来する「洗う」だと考えられている場合が多いです。こう考えるようになったのは14世紀頃で、古代ローマ人たちがラベンダーを用いて身体を洗っていたことや、当時の感染症である腺ペストにラベンダー栽培の従事者たちが感染しなかったということに由来すると言われます。

14世紀といえばルネサンスの時代です。当時は「古典文化の再生」という価値観でで芸術活動が盛んになり、古代ギリシャ文化や古代ローマ文化が見直された時代でもありました。古代ローマ人がラベンダーを入浴時に活用したことに注目したのでしょうね。

 

一方で、言語学的にはラテン語の「livere」「lavindula」に由来すると考えられており、日本語では「青みがかった」という意味になります。つまり、最も古い時代には「青い花」という意味だった可能性があります。これは、精油というものが存在しなかった古代ローマ時代には、ラベンダーの医学的な鎮静効果について十分に理解していなかった可能性があることも同じく示唆されています。

語源がどう解釈されるか、ということについても諸説生み出すラベンダーの人気ぶりに改めて感心します。皆さんはラベンダーの語源をどう考えますか?

 

ラベンダーの花言葉をまとめました。

花言葉の起源は、17世紀頃のトルコだと考えられています。トルコでは花を贈るときにその花に思いを託して伝える風習があったと言われています。イギリスのイスタンブール大使夫人がトルコの風習として本で紹介すると、瞬く間にヨーロッパへと広がり、貴族たちが仲間や恋人にメッセージを伝えるための暗喩として花と一緒に花言葉を贈る文化を生み出しました。 1819年、フランスのシャルロット・ド・ラトゥールが「Le Langage de Fleurs = 花言葉」というエッセイを出版します。流行を背景にした最初期の花言葉辞典でした。そして、一躍フランスで人気となり、世界中へと広がりました。

 

ここでは、現在のフランスで考えられている主な花言葉をご紹介します。多くは日本で考えられているものと同じだと思います。やはり、ラベンダーの鎮静作用に由来する花言葉が一般的のようですね。あるいは、ラベンダーは他の花と混ざらないことから純粋さに繋がっているとも思います。

 

ラベンダーの花言葉リスト
Pureté 純粋さ
Silence 静けさ
Dévotion 献身
Attention 注意深さ
Sérénité 優しさ
Grâce 優雅 / 祝福
Calme 落ち着き

 

ラベンダーの意味:ラベンダーは静けさと穏やかさを表現しますが、同じく女性らしさや優雅さも表します。ラベンダーの花の紫色は王族の色であったこと、ラベンダーは自然の中の神聖な場所を好み、繊細で貴重な植物であったと考えられています。

 

貴族が用いた花言葉!ラベンダーを贈る時の意味とは?

花言葉が世界へ知れ渡る発端がフランスの貴族文化にあったとは意外でした。そこで、キッカケとなったシャルロット・ド・ラトゥール「Le Langage de Fleurs」に掲載されているラベンダーの花言葉について調べてみました。

 

太陽と暖かさに結びつく魅惑的な香りをもつラベンダーの花は、平穏、安らぎ、優しさの象徴です。ロマンティックな関係でラベンダーを贈ることは、敬意ある優しい愛を意味します。手紙での結び「私の優しい愛のために」


また、親しい友人や家族では、私たちは優しさのメッセージを伝えたいと思います。手紙での結び「私の心地よい友情とともに」「私の愛ある優しいママへ」

日本語訳(拙訳)

Les fleurs de lavande au parfum envoûtant associées au soleil et à la chaleur , sont le symbole de la sérénité, du calme et de la tendresse. Offrir de la lavande dans une relation amoureuse signifie un amour tendre et respectueux. "Pour mon tendre amour" Dans une relation amicale ou familiale on souhaite faire passer un message de tendresse. "Avec ma douce amitié" "Pour ma douce et tendre maman"

仏文

また、敬意ある謙虚なアプローチでは、花を受け取る相手のことを寛大であると呼ぶことで謝罪の気持ちを伝えるメッセージにもなります。バラのような「強すぎる」メッセージの花とは異なり、この場合では適切な花になるはずです。

この優しさのメッセージは誰の気分を害するものではないので、あなたの目的を逃すことはないはずです。そして、ラベンダーの香りは、その空間を心地よい場所にさえします。

 

今から200年前に出版された花言葉辞典では、花とともに贈る書簡での結びが添えられていました。このような優雅な文体は、昔のフランス貴族たちの生活を垣間見ているような気分になりますね。

ぜひ、ラベンダーを贈る際のご参考にしていただければ幸いです。

 

ラベンダーの香りの効果・効能は?優しい香りとは

※免責:ラベンダーはお薬ではないので一概に「〜に効く」ということを示すものではありませんが、一般に欧米を中心に研究が進んでいる香りの心への影響についてご紹介します。あくまで自己責任の範囲内でお楽しみください。

 

今ではアロマテラピーでも大人気のラベンダーの香り。アロマテラピーの発端となったのは、フランス人医師ガットフォセが自らの火傷でラベンダーを治療に用いたのがキッカケと言われます。これはあくまでラベンダーを直接塗布した時の作用だったようですが、今回は香りを嗅ぐということに対する影響についてご紹介します。

1. 心を落ち着ける。

最もよく知られている効果のひとつに「鎮静作用」があるとされます。これは、香り成分の「酢酸リナリル」「酢酸ラバンデュリル」などによるものです。エステル類と呼ばれるこれらの成分は真正ラベンダー精油に多く含まれます。柔らかい香りが特徴なので、「万能薬」としても知られ副作用もほとんど心配がないため、幼少期の睡眠障害にも適しています。

 

2.感情の起伏を穏やかにする。

ラベンダー精油はその香りを形容する言葉として「中庸」や「バランスの取れた」という言葉をよく使います。リナロールやラバンデュロールに代表されるモノテルペンアルコール類の香り成分は、神経をリラックスさせ緊張をほぐすとされます。また、真正ラベンダーにごくわずかに含まれるカンファーは心を強くし、気分を明るくしてくれます。同じ植物の中に鎮静作用を持つ成分と、気分を高揚させる成分の両方を含む(それも非常にバランスの良い具合に)植物はラベンダー以外には存在しません。

 

3.頭をすっきりさせて、クリアな気分に。

穏やかな心を保つと頭を整理しやすくなります。また、微量なカンファーが気分のバランスを取りやすくすることから、頭をスッキリとさせることが期待されます。勉強や仕事の前のひと呼吸にラベンダーがあると、作業が捗りそうですね。また、緊張するような場面では、心身のバランスを保ちながらパフォーマンスを発揮しやすくなる効果も期待できそうです。

 

まとめ

ラベンダーの花言葉には、フランス貴族文化の「優しさ」がつまっていました。きっと当時は今よりも家族や組織の結びつきが強固だったのでしょうね。 ラベンダーの香りをギフトとしてプレゼントする際にはそのようなオシャレなメッセージも添えておくと良いかもしれません。ブルーダルジャン農園のラベンダー商品はギフト用のラッピングも承っておりますので、お気軽にお申し付けくださいませ。

 

以上、ラベンダーの花言葉についてでした。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

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金子 竜得

フランス・ボルドー留学を機に出逢ったラベンダー農家「ブルーダルジャン」と意気投合し、輸入を決意する。大学2年生でブランドの日本販売元として起業し、「ラベンダー農家」とその品質・文化を伝える。/ 1992年生まれ・石川県出身 / 旅行・カメラ・オーディオ(音楽)が好き。たまに趣味ブログになります(笑)