《パリ出張記 2017年》パリ農業国際見本市で買い付けの旅 Vol.3

目次

今回も引き続き「パリ出張記」です!

vo.1、vo.2とパリ国際農業見本市での様子をお届けしてきました。
農業見本市では、様々な生産者の方々に実際にお会いし、(いろんな美味しいものを食べて!!)
フランスの農産物がいかに世界中の人々に愛されているかを身を以て体験することができました。
しかし、それでもまだまだ未知なるフランス文化が息を潜めて待ち構えている…
それを少しでも日本に持ち帰りたいと思いました。(今後、何かが進行するかもしれません!)

さて、、今回のvol.3では、ちょっと一息。パリの観光スポットをお伝えしようと思います。

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サントシャペルは開館直後の9時がオススメ

パリの楽しみ方の一つは何と言っても建築物。

パリ左岸には10世紀に建てられたサン=ジェルマン=デ=プレ教会がパリ最古の教会として知られ、そのほかにもルーブル宮やパリ市庁舎にエッフェル塔など美しい建物を挙げればキリがありません。中世から近代・現代の建築物までがナポレオン三世時代のパリ改造によって綺麗に並んでいます。

その中でも特に「内部」が美しいのがこの建物、サントシャペルです。日本語で「聖なる礼拝堂」という意味の礼拝堂には13世紀にフランスを一躍繁栄させた聖ルイの聖遺物が収められています。ちなみに、美しいステンドグラスはサントシャペルの2階部分にあります。1階部分はお土産コーナーや聖ルイの像があったりします。

世界遺産の一つでもあるこの礼拝堂はもちろん世界中の観光客に大人気で、お昼にもなればその入場(セキュリティーチェック)のために大行列ができるほど。それに、混雑具合によっては教会の入り口前でも入場規制も行われるので躊躇してしまいます。

並ばずに入るためのオススメの時間帯は開館と同時!

私は9時10分ほどに到着しましたが、まだ入場規制は行われていませんでした。
と言っても、3月初めの肌寒い小雨交じりの日でしたので、シーズンによっては変わるかもしれませんね。
常に大混雑が予想される観光スポットでもあるので注意は必要ですが、
それでも並ぶだけの価値があると思わせるほど美しい礼拝堂、サントシャペル。

気づけば11時ごろまでゆっくりと鑑賞していたのですが、
その頃には礼拝堂の入り口での入場規制も、手前のセキュリティーチェックも大渋滞。
年間90万人以上の来場者数だそうなので仕方ありませんね。
ここは、ぜひ早起きして朝のパリを楽しみましょう。

オペラ座ガルニエ宮かシャンゼリゼ劇場か

クラシック音楽好きにとっては永遠に解決しない問題。

それが、パリでオペラを観るなら「オペラ座かシャンゼリゼ劇場か」問題(!?)です。いや、二つとも行けるならそれがベストなのには間違いありませんが…予算と時間を考えるとなかなかそう簡単にはいかないもの。

オペラよりも天井画が有名!?なオペラ座でランチコンサート

パリオペラ座ガルニエ宮といえば、言わずもがな。超有名なオペラ座にして、オペラ座の怪人のモデルとしても知られる場所。天井画は「愛の画家」の異名を持つ天才芸術家、シャガールの傑作「夢の花束」

今回、ラッキーなことにお昼の空き時間にランチコンサートが開催されるとのことで、なんと、15ユーロでオペラ座に入ることができました!4年前に初めてパリを訪れた時からずっと行きたかった場所でしたので、少し感慨深いです。

ちなみに、ランチコンサートは2〜3ヶ月に1回くらいの割合で開催されているようなので、運が良ければ、15ユーロ〜30ユーロ程度で入場することができます。オペラ座見学だけでも11ユーロ程度だそうなので、少しプラスすれば…と考えるとお得です。もっとも2〜3時間のオペラを聴くとなると100ユーロは覚悟なので…お昼のコンサートはオススメ!

パリっ子が多いシャンゼリゼ劇場でバロックオペラを楽しむ

シャンゼリゼ劇場は、シャンゼリゼ通りにはなく、パリ有数の高級ブティックが並ぶモンテーニュ通りに面しています。お隣にはパレスホテルとして著名なプラザ・アテネ・ホテルがあります。ちなみに、この通りからはエッフェル塔も観ることができます。ちょうどオペラが終わる頃にはエッフェル塔のシャンパンフラッシュがありました。

 

今回のパリ滞在期間中にはガルニエ宮でのオペラの開催と重ならなかったので、自動的にシャンゼリゼ劇場でのオペラ鑑賞となりました。シャンゼリゼ劇場の方はガルニエ宮と比較すると少しこじんまりとした印象ですが、それがまた玄人向きっぽい感じで好きなんです。1900年代初頭のアールヌーボー建築の傑作としても知られていて、外観からも華やかな良き時代のパリを漂わせています。

この日のオペラはモンテヴェルディ作「ウリッセの帰還」の初日公演でした。そのためか、観光客らしき人はほとんど見かけることなくパリの紳士淑女の皆さんで賑わっていました。モンテヴェルディといえばバロックオペラ「オルフェオ」が有名ですが、この公演で「ウリッセの帰還」を初めて知りました。しかし、バロックはやはり耳に優しい音ですね。時差ボケも相まって気持ちよくウトウト…. 最高の公演でした!

 

ちなみに、座席はCORBEILLEという1階(日本では2階)のボックス席の最後列でした。まあまあ見やすいですが、椅子がやたら高いので座りにくいかもしれません。最前列ならそんなこともないのでしょうが… こじんまりとした劇場なので、見た感じでは2階(日本での3階)のバルコニー席でも全然見やすいと思います。

さて、「パリでオペラを見るならオペラ座かシャンゼリゼ劇場か」問題。結論は出ませんが、日程と好みの演目に合わせるのが良いかもしれません。

ゴージャスな劇場で記念に残るようなオペラならガルニエ宮、マニアックなオペラでパリっ子気分を味わうならシャンゼリゼ劇場。

 

パリは劇場の宝庫でもあります。小劇場からこのような劇場まで色々と探索するもの面白いですね。

流行が生まれる場所、マレ地区

パリでお買い物なら第一候補に挙がるマレ地区。有名セレクトショップから小さなブティック、デザイナーズ、トラディショナルなブランドまであらゆるファッションが作り出される街です。もちろん日本未上陸のブランドも数多く並んでいるので、歩きがいがあります。

マレ地区はパリ4区、パリ市庁舎からすぐ近くにあります。Le BHV という大型デパートがその目印です。
デパートの裏手、Archive通りにはセレクトショップArchive18-20があります。こちらはハイセンスなファッション、雑貨がゆったりと見れました。(が、いいお値段です…)

さらに奥へ進むと、Sainte-Croix de la Bretonnerie通り、Francs Bourgeois通りには多くのブティックがあります。ちなみに、日本のユニクロやMUJI(無印)もあったりします。ファッションだけでなく、紅茶、香水、ジュエリー、時計などなんでもあるので、退屈はしない場所です。あと、歩いてる人がやたらおしゃれなので、パリジャンのファッションチェックもできます(笑)

この日は特にパリコレの日程と重なっていて、マレ地区でもコレクションの会場があったりして賑わっていました。

マレ地区はファッションだけではありません。伝統的な地区としても知られています。
地区の東側にあるヴォージュ広場はパリで最も古い広場。400年前にパリを最も美しい街にするために作ったという広場でした。ヴィクトル・ユゴーが住んでいたことでも知られています。赤レンガの建物で囲まれた広場ですが、周りには、パリの伝統的な革製品「Pourchet – プルシェ」のブティックや、有名な紅茶ブランド「ダマン=フレール」が軒を連ねています。

一際目立つ教会は、「サン=ポール サン=ルイ教会」は内部も美しい教会でした。隣には、有名なチーズ専門店「ローラン=デュボワ」があります。帰りにチーズを買って帰るのもいいですね!

今回のパリ滞在中はほとんどが雨で残念でしたが、晴れ間を見せてくれたのはオペラ座のお昼のコンサートの帰りでした。

オペラ座の隣にある有名デパート「ギャラリー=ラファイエット」で雨宿りをしていたところ、急に快晴に!パリの天気が変わりやすいのは本当ですね。このあと、また大粒の雨になってしまいました。折り畳み傘は必須なようです。

次回 Vol.4は、食べ物と宿泊編の予定です。

金子 竜得

フランス・ボルドー留学を機に出逢ったラベンダー農家「ブルーダルジャン」と意気投合し、輸入を決意する。大学2年生でブランドの日本販売元として起業し、「ラベンダー農家」とその品質・文化を伝える。/ 1992年生まれ・石川県出身 / 旅行・カメラ・オーディオ(音楽)が好き。