セナンク修道院のラベンダー畑

南仏プロヴァンス地方のラベンダー畑への行き方、時期、オススメのルートとは?

目次

「南仏プロヴァンスに行くなら、満開のラベンダーが見たい!」

こう思われる方が当ブログをご覧いただいていることと思います。
改めまして、皆様こんにちは。ブルーダルジャン・ジャポンの金子です。

南仏プロヴァンス地方のラベンダー畑に魅了されて、2015年に日本初の南仏ラベンダーブランドの日本上陸までさせてしまった私が、知りうる限りの南仏ラベンダー情報を書いてみようと思います。

 

南仏プロヴァンス地方のラベンダーの見頃と時期は?

私自身もそうですが、意を決して遥か彼方の南仏プロヴァンス地方へラベンダーを見に行こうと思ったものの、いまいち日程を決めかねる…そんな質問が一番多いように思います。

 

なぜこの質問が一番多いかといえば、ズバリ…

年によって、微妙に時期が違うから!!

これに他なりません。上の写真は、私が初めてプロヴァンスのラベンダー畑に行った時のもの。2014年8月2日のことでした。この年は収穫が遅かったようで、8月初旬でも見ることができました。一方で、猛暑の年に行くと下のような写真になってしまいます。

2018年7月25日頃だったかと思いますが、残念なことに一面のラベンダーが全て刈り取られてしまい、無残にもラベンダーの畝が壮大に美しくも整列しているだけ… これでは、せっかくの南仏観光もテンション駄々下がり間違いなしです。(笑)

この時の様子はブログ「南仏、ラベンダーの聖地巡礼《ヴァランソル高原編》」にて詳しく掲載しております。

 

やはり自然相手の観光ですから、油断は禁物。できれば現地の天候や最近では、Facebookやインスタグラムなどでリアルタイムに知ることができますから、チェックした方が無難かと思います。

「それでも、日程を前もって決めたい!」という方のために、オススメの時期を2パターンご紹介します。

その1. もしかしたら7分咲きかも...6月下旬〜7月初旬に行く!

その2. 満開かどうかは賭け!7月中旬〜8月初旬に行く!

どちらも不確実要素があり、私が責任をもって…というわけにはいきませんが、高確率でラベンダーを見れるのは、やはり7月初旬だと思います。通常は刈り取る前ですし、ある程度は咲いているはずです。

それでも満開のラベンダーを見たいという方は、リスクをとって7月中旬ごろにチャレンジしてみても良いかもしれません。

※インスタ参照: #valensoleplateau #valensole 
インスタ位置情報  @valensole @sault

ラベンダー畑はどこにある?オススメの行き方とは

南仏プロヴァンス地方といえども、意外と広いんです。日本で言えば中国地方とほぼ同じ面積なんだとか。そんな南仏プロヴァンス地方でラベンダー畑の場所はどこにあるのでしょうか。

南仏プロヴァンス地方のラベンダーで知られている二つの地域、マノスクを中央にして西側のリュベロン地域と東側のヴェルドン地域についてご紹介します。

有名なセナンク修道院も! リュベロン自然公園のラベンダー畑

セナンク修道院とラベンダー

南仏プロヴァンス地方のラベンダーといえば、必ずと言っていいほど雑誌、ツアー、絵葉書にも登場するのがシトー派の古い修道院であるセナンク修道院です。12世紀に建設された趣のある建物と庭に咲く修道院を見ると、誰もがプロヴァンス地方に来たことを実感できるはず。

また、近くにはフランスで最も美しい村のひとつと言われるゴルドもあります。

ゴルドにて
ゴルドのラベンダー畑

探したらゴルドで撮った写真が出てきました。フランス留学をしていた頃なので、まさか南フランスに通い続けることになるとは思っていなかった頃です(笑)

ラベンダー観光はアヴィニョンを拠点にする!

アヴィニョンからマノスクまでを横断する、リュベロン地域のラベンダーマップです。詳細は以下の通り。

A アヴィニョン観光館内所(起点)
B ゴルドの街の展望台 / C セナンク修道院 / D 石造りの小さな村 ボニュー / E Les Agnels ラベンダー農園 / F ラベンダーの街 アプト / G ソーのラベンダー展望台 / H ラベンダーの街 ソー
I マノスク観光案内所(終点)

国際免許証をもっていて運転に自信のある方は是非レンタカーで観光してみてください。また、アヴィニョン観光案内所へ行くと、ガイド付きのバスツアーなども案内してもらえるはずです!

また、時間のある方は、アプトやソーなどの民宿で一泊するのもオススメです。ラベンダーの朝焼けは綺麗ですから…

壮大なヴァランソル高原へ! ヴェルドン自然公園のラベンダー畑

プロヴァンス地方最大級のラベンダー面積を誇るのがヴェルドン自然公園にあるヴァランソル高原です。拠点となるマノスクからもほど近く、自転車やヒッチハイクもできるくらいの距離にあります。

そして、ヴェルドン自然公園は欧州最大の峡谷としても有名観光地で、落差1000m以上もの峡谷を眺めることができるスポットでもあります。

ヴァランソル高原はラベンダー栽培で最も重要な土地と言っても過言ではなく、多くのラベンダー農家が密集している場所でもあります。見渡す限り360度のラベンダー畑が見れるのもこの地域ならでは!

日帰りにも最適なマノスクを拠点にする!

マノスクからヴェルドン峡谷までを横断する、ヴェルドン地域のラベンダーマップです。詳細は以下の通り。

A マノスク観光館内所(起点)
B ラベンダー農園 アンジェルヴァン / C ラベンダーの街 ヴァランソル / D 一帯のラベンダー畑 / E 陶器の町 ムスティエサントマリー  / F ヴェルドン峡谷
G ヴェルドン峡谷の展望台(終点)

日帰りの場合はマノスクからヴァランソルまでの往復でも十分に楽しめるはずです。アンジェルヴァン農園などラベンダー街道沿いに様々なラベンダー農園の併設ショップが並んでいて、お土産には事欠かない様子です。

ちなみに、私はマウンテンバイクでマノスクからヴァランソルまでを往復しました。普通の自転車では辛いですが、予約しておけば電動自転車も借りれるようです。
自転車ショップ:https://www.bachelasbikeshop.com/contact-manosque

マノスク観光案内所:https://www.tourisme-manosque.fr/

リュベロンとヴェルドン、どちらのラベンダー畑に行くか

さて、南仏プロヴァンス地方のラベンダー畑の2つの地域をご紹介しました。長くなってしまいましたが、いかがでしょうか。

僕は一番初めに訪れたのがリュベロン地域で、2回目がヴェルドン地域でした。どちらも甲乙付け難く、とても魅力的な観光地です。


拠点となる都市で考えると、アヴィニョンの方が大きい街ですし、初めての方も安心感があると思います。(観光案内所も大きいです。)一方で、マノスクは、小さい町ながらも趣があり、近くにはロクシタン本社もあったりして観光に困ることはありません。

セナンク修道院で歴史を見るならリュベロン、大自然を満喫するならヴェルドンという考えも一理あるかと思います。ヴェルドンではパラグライダーや川下り、トレッキングなどのスポーツも盛んです。

是非、たくさん迷ってください(笑)

一生に一度の冒険!? 秘境のラベンダー畑に行く

最後になりましたが、私たちブルーダルジャン農園のご紹介です。

ブルーダルジャン農園は、今までご紹介した地域のうち、ヴェルドン地域の東端にあります。人口8人という本当に秘境すぎてアクセス方法がレンタカー以外無いこと、都市部から遠すぎることを除けば、本物のラベンダーに触れることができる最高のスポットです。

ラベンダーの原種として知られる最高品質の真正ラベンダーが村中に香るのは7月中旬です。7月下旬〜8月上旬は、ラベンダーの収穫で大忙しなので観光客は入れなくなりますのでご注意を。

標高1400mの高山地帯にあり、空気が澄んでいて、野生ラベンダーの種を撒いて育てている珍しい農園です。そのため、花の色も通常よりも鮮やかな青い色になります。

 

アクセス方法は、ニースからレンタカーでD4085線を通りぬけて、サンタンドレ=レ=ザルプへ向かいます。D955線をAllons方面へ向かい、途中の崖を登っていくと到着!ニースからの所要時間は6時間くらい。まさに秘境中の秘境です。

そんな農園から毎月届く真正ラベンダー精油が、日本でもご購入頂けます。日本にいながら、南仏プロヴァンス地方の香りを味わうことができちゃいます!

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金子 竜得

フランス・ボルドー留学を機に出逢ったラベンダー農家「ブルーダルジャン」と意気投合し、輸入を決意する。大学2年生でブランドの日本販売元として起業し、「ラベンダー農家」とその品質・文化を伝える。/ 1992年生まれ・石川県出身 / 旅行・カメラ・オーディオ(音楽)が好き。たまに趣味ブログになります(笑)